陸ゼミは、伊万里市の「大新万博注册,新万博体育等フィールドワーク?イベント実施推進事業補助金」の交付を受けて、12月6日から2泊3日の日程で「観光促進とまちづくり」をテーマに現地調査を実施しました。ゼミ生たちは、伊万里市観光促進関連部署の担当者様から市全体の観光状況についてのレクチャーを受け、まず伊万里市全体の状況を把握しました。その後、実際にまちに出て、まちづくりの第一線で活躍されている商店街振興組合の方やNPO「まちづくり伊萬里」の方にお話をお聞きし、まちづくりの「いま」を深く知ることができました。さらに、窯元が集まる大川内山地区を訪れ、観光客や市民の皆様にアンケート調査を実施しました。伊万里市の魅力や問題点について生の声を集め、観光促進やまちづくりに向けた具体的な意見を伺うことができました。ゼミ生たちは絵付けなどの体験を通して、伊万里の魅力を実感し、多角的な視点から観光促進とまちづくりについて調査を行いました。今後は、得られたデータを分析、調査報告書は、授業終了後の2月に公開予定です。
※伊万里市の調査を通じて、豊かな歴史と文化に触れ、特に伊万里焼が地域の誇りとして大切に受け継がれていることに深く感銘を受けました。また、観光促進に力を入れ、行政やNPO、商店街などが協働して観光客を受け入れている姿勢を実際に目の当たりにし、その取り組みの重要性を実感しました。地域全体で観光を支え合うことで、伊万里市の魅力がより一層引き立てられていると感じました。(福永)
※伊万里市でのフィールドワークに参加し、伊万里市の職員の方や商店街の方など、さまざまな立場の方々からお話を伺う機会をいただきました。その中で、地元の人にしかわからない問題点や、「関係人口」(地域と多様に関わる人々)を増やすための取り組み方について、行政と民間のアプローチの違いや金銭面に関する話など、実際にその方々と対面して聞かなければわからなかった貴重な情報を得ることができたと思います。(梅田)
※「伊万里市の観光促進とまちづくり」をテーマとして、3日間の伊万里市でのフィールドワークを通して、市の観光の取り組みの現状や実際に現地の観光客にアンケート調査を行ったことで生の声を知ることができた。資料やインターネット上で得られる情報には限りがあるため、現地に赴き自ら見聞きすることができたことで伊万里市の魅力やまちづくりに対する認識を深める機会になった。(古野)
※伊万里市が観光促進に向けて取り組んでいる内容について学び、大川内山を訪れる観光客が伊万里市に対して抱いている印象や感じた魅力、また改善点について直接お話を伺うことができました。さらに、フィールドワークを通じて行った大川内山の散策や絵付け体験、漢方薬作りといったアクティビティを通じ、伊万里市ならではの魅力を実際に体験し、深く理解する貴重な機会となりました。(田尾)
伊万里市調査にご協力くださいました皆様、アンケートに回答いただいた観光客の皆様、本学の調査研究活動を採択いただき、多大なご支援を賜りました伊万里市の皆様に心より感謝申し上げます。
【付記】
本報告は、新万博注册,新万博体育6年度「伊万里市大新万博注册,新万博体育等フィールドワーク?イベント実施推進事業補助金」の助成を受けたものです。
公共社会学研究ゼミ生一同
担当教員:陸 麗君